HARNEY & SONS Darjeeling Series/ ダージリン・シリーズ
ダージリンとは?
高品質な紅茶の1つである" ダージリン "。その歴史は長く、1830年代半ばまでさかのぼります。
1830年頃、アーチボルド・キャンベル氏は高地の涼しくきれいな空気の中にイギリス人のための避暑地を開発しようとしていました。その中で実験的にチャノキを植樹したところ成功し、この地の気候や土壌はチャノキに適している環境であることが分かりました。
その後、1860年代後半にはダージリンにある茶園は40近くに上り、150年以上経った現在は87茶園が認定されています。「紅茶のシャンパン」や「紅茶の女王」と呼ばれるダージリンは、フルーツや花に表現されるような香り、ほどよい渋みにすっきりとした爽快感の余韻が特徴的です。
世界中で人気のある紅茶ですが、インド北部ダージリン産の茶葉のみがダージリンとして販売することを許されています。
生産量は年間10トン、インド全体の約1パーセントしか生産されていません。茶葉の生産量が少ないため、ダージリンの茶葉生産者は茶葉の収穫と加工に多くの時間を費やしています。
また、近年は化学物質や人工肥料を避けて自然な方法を採用するなど、環境を考えた生産に取り組んでいます。
ダージリンは年に3回、収穫時期を迎えます。
春、夏、秋とそれぞれ色合いや味わいが異なり、旬を感じることが出来る紅茶です。
ファーストフラッシュ(春摘み)
収穫シーズンの最初、3~4月中旬の間に摘み取られる茶葉を" ファーストフラッシュ "と呼んでいます。
生産量が少ないダージリン、さらに1年で最初に収穫された新芽のみファーストフラッシュとされることから、毎年紅茶ファンが楽しみにしているものの一つです。
ファーストフラッシュは青々とした香りが特徴的で茶葉も緑色が混じったものが多く、水色は黄金のように明るい色、緑茶のような爽やかさを楽しむことが出来ます。
HARNEY & SONSでは毎年2つの茶園からファーストフラッシュを仕入れています。
ニューヨークのマスターティーブレンダーが選び抜いた" 紅茶の新茶 "、ぜひ今年もお楽しみに。
セカンドフラッシュ(夏摘み)
5月下旬~6月上旬ごろのわずかな期間に収穫される" セカンドフラッシュ "。
ダージリンは他にない華やかな香りと、口に含むとまるでマスカットやブドウを食べているときのような印象からマスカット・フレーバーと表現されています。
セカンドフラッシュはマスカット・フレーバーが最も顕著で、ファーストフラッシュと比較すると、まろやかで心地よいフルーティーな風味が特徴的です。
オータムナルフラッシュ(秋摘み)
シーズンの最後、10月から11月にかけて収穫される" オータムナル "。
モンスーン(雨季)が過ぎ、気温が下がり始めた後に始まります。
濃厚でなめらか、赤みを帯びた水色が特徴的です。
HARNEY & SONSのダージリンはファーストフラッシュとオータムナルフラッシュを合わせ、「紅茶の女王」の名にふさわしいブレンドとしてご用意しております。
HARNEY & SONS
Darjeeling Series / ダージリン・シリーズ
HARNEY & SONSはダージリンに対して相当のこだわりをもっており、自分たちのアイデンティティの象徴として毎年心を込めて世に送り出しています。
現地の茶園のオーナーだけでなく、茶摘みにかかわる全ての人たちとの交流を大切にし、その年の茶葉の特徴を理解し絶対的な自信がある茶葉を厳選して、NYの本社工場で加工しています。
ハーニー&サンズジャパンでは、NY本店に次ぐダージリンの品揃えを展開しています。どれも特徴的な魅力があるものばかりですので、是非お試しください。
A:ダージリン
B:デカフェ・ダージリン
C:オーガニック・ダージリン
シルキーなボディに、フルーツの香りと味わいをお楽しみいただけます。
D:インディアン・ニンブー
E:スコティッシュ・アフタヌーン
F:ヴィエニーズ・アールグレイ
飲み比べをすると、五感で様々なダージリンの違いをお愉しみいただけます!
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